普段見ることのできないプロオーケストラと指揮者のリハーサル。世界的な音楽家たちは、どのような合奏を積んでいるのでしょうか?
ついつい見入ってしまうだけでなく、とても勉強になると思うので活用してみてください。
ドゥダメル&ロサンゼルス・フィル
演奏している曲目はメンデルスゾーンの交響曲第3番。指揮者のドゥダメルがわずか一節のためにストイックになっていて印象的です。
ドゥダメルが少しいらだっている様子や、要求に答えようとするロサンゼルス・フィルの変化が面白いです。
小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ
こちらは小澤征爾が指揮するサイトウ・キネン・オーケストラのリハーサル。かなり前の映像ですが、弦楽器の1プルトを見ても奇跡的な黄金メンバーが揃っています。
ヴィオラのトップサイドに今井信子なんてすごすぎます。
ゲルギエフ&ヴェルビエ祝祭管弦楽団
続いて世界的な指揮者であるゲルギエフによるリハーサル。曲はチャイコフスキーの交響曲第6番で、非常に丁寧な音楽作りがよくわかります。
チェロの細かいパッセージを取り出してニュアンスを伝えていたり、音楽が動き始める雰囲気にこだわっていたりと、緻密な設計が勉強になりました。
クラッシモ編集部
ゲルギエフはリハの時にジャケットを着ていてカッコいいおじさまです!
インバル&東京都交響楽団
最後はインバルと都響のリハーサル。インバルがマーラーのフレーズを歌いながら指示しています。