ルロイ・アンダーソンが1950年に作曲した「タイプライター」。今回はタイプの違う3種類の演奏動画を紹介します。
表情豊かなタイプライター
これぞ王道といった感じのタイプライターです。オーケストラはアイスランド交響楽団。
タイプライターを打っている奏者の男性が表情豊かで最後まで飽きません。身振り手振りの演技も素晴らしいです。
衣装が面白いタイプライター
こちらはタイプライター役の奏者が面白い動画です。まるでモーツァルトのような髪で登場すると、会場からはざわつきが…。
1番有名なタイプライター
3つ目は最も有名なタイプライターの演奏。見どころは何といってもタイプ役の奏者。演奏が始まる前のいでたちや、チューニングの小ボケなど面白いです!
会場の観客を一気に取り込んだ素晴らしい演奏です。
ルロイ・アンダーソン 「タイプライター」
タイプライター(The Typewriter)は、ルロイ・アンダーソンが1950年に作曲した管弦楽曲。初演は1950年、ボストン・ポップス・オーケストラによる。
ルロイ・アンダーソンの最も有名な作品のひとつで、タイプライターが楽器として、キーをタイプする音、タイプ部分がある程度右側に近づくと「チーン」と鳴るベル音、1行打ち込んだ後で紙を固定するシリンダー(キャリッジ)を次の行の先頭に戻す(キャリッジ・リターン)レバー操作とそれに伴う作動音が使用されている。独立した「Typewriter」と言うパートが有り、楽譜も個別に存在している。実際にタイプライターを用いることもあるが、ベル音やキャリッジ・リターンレバー操作音はトライアングルやギロで代用されることもある。
作品で、仕事に追われ、忙しいオフィスの情景をユーモラスに描写したものである。
演奏に実物のタイプライターを用いる際は、曲の前後や間奏に小ネタをはさんでコミカルに演奏し、観客の笑いを誘う事もある。
出典:Wikipedia-タイプライター